中華民国(台湾)から日本へ、マスク200万枚無償提供

中華民国(台湾)から日本へ、マスク200万枚無償提供

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 台湾の対日本窓口機関である台湾日本関係協会の邱義仁会長は16日午後2時、中華民国(台湾)を代表し、日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表に対し、マスク200万枚を無償提供する旨を記した目録を手渡した。マスクは近く、日本へ向けて発送される。以下は中華民国外交部(日本の外務省に相当)のニュースリリース。

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 新型コロナウイルス感染症のまん延が深刻化し、日本各地の医療機関で院内感染が発生している。こうした中、日本の国会における親台湾派議員グループである「日華議員懇談会」や多くの民間団体から中華民国政府に対し、日本への医療物資提供を希望する声が上がっていた。中華民国政府は、台日双方の新型コロナウイルス感染症のまん延状況や、台湾におけるマスクの生産能力などを考慮した結果、日本にマスク200万枚を無償提供することを決めた。日本の感染症対策に協力し、双方の防疫協力を強化すると同時に、WHO(世界保健機関)への参加を目指す外交部(日本の外務省に相当)のスローガンである「Taiwan can help, and Taiwan is helping(台湾はお手伝いできます。そして台湾はいま、お手伝いしています)」という姿勢を改めて示すのが狙いだ。このマスク200万枚は「日華議員懇談会」の協力を得て、最前線で新型コロナウイルスと闘う医療関係者に提供される。

 台湾には「患難見真情、雨風生信心(=まさかのときの友こそ真の友。苦難の中から信じる心が生まれる)」という言葉がある。台湾と日本はいつも、自然災害の被害を受けるたび、手を差し出して助け合い、友情を深め、助け合いの手本を確立してきた。今回、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)の中でも、台湾と日本は海外に取り残された国民の救助などで協力してきた。それは、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の台湾人乗客の帰国チャーター機、あるいはペルー、インド、フィジーに取り残された両国民の救出などが含まれる。台湾と日本が手を取り合い、これらの任務を無事にクリアしたことは、台湾と日本の友好関係が緊密で強靭なことを証明するものである。

 台湾と日本は同じ価値観を共有する。台湾にとって日本は、あらゆる方面において緊密なパートナーであり、重要な友人である。世界人類が新型コロナウイルスという大きな脅威と直面する中で、双方は公衆衛生や防疫方面で協力を強化しなければならない。台湾は、新型コロナウイルスに関する情報共有、ワクチンや治療薬の研究・開発、医療専門家の交流などさまざまな分野で協力を強化し、全人類の健康と安全を共に守っていきたいと望んでいる。

Taiwan Today:2020年4月17日

写真提供:外交部
 台湾の対日本窓口機関である台湾日本関係協会の邱義仁会長(右)は16日、中華民国(台湾)を代表し、日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表(左)に対し、マスク200万枚を無償提供する旨を記した目録を手渡した。写真は「台湾からの愛の象徴」として手渡されたピンク色の特大マスク。