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日本人の台湾に対する意識調査結果 2021年

日本人の台湾に対する意識調査結果 2021年

 台北駐日経済文化代表処は2016年より毎年、日本の「一般社団法人中央調査社」に委託し、日本人の台湾に対する意識調査を行っている。2021年末に行ったこの調査の結果、75.9%の人が台湾に親しみを感じ、71.4%の人が現在の台日関係は良好であるとの見方を示し、64.8%の人が台湾は信頼できると答えた。台湾のCPTPP加盟申請については、65.1%の人が台湾のTPP加盟への努力および台湾の加盟が台日間の貿易や産業連携向上に寄与すると主張していることを「評価する」と答えた。

 調査結果によると、46.6%がアジア地域の中で、最も親しみを感じるのは「台湾」と答えた。台湾に親しみを感じるかとの質問には、75.9%が台湾に「親しみを感じる」と答え、その理由は「台湾人が親切、友好的」が最も多く、次いで「歴史的に交流が長い」、「経済的な結びつきが強い」と続いた。

 台湾に対する信頼については、64.8%が台湾は「信頼できる」と答えた。その理由は、「日本に友好的だから」が最も多く、次いで「自由・民主主義などの価値観を有している」、「平和的な国だから」だった。

 現在の台湾と日本との関係をどう思うかについては、71.4%が「よい」と答え、台日関係の将来についても59.6%が「発展する」と答えた。

 台湾に対する印象については、「日本に友好的」が78.9%で最も多く、次いで「食べ物がおいしい」が47.3%、「日本と歴史的なつながりがある」が43.4%、「観光地が豊富」が31.6%と続いた。「半導体産業が世界に注目されている」も24.1%だった。

 台日間で最も懸念される問題については、「台湾海峡情勢(台湾と中国との関係)による日本への影響」の40.7%が最も多く、次いで、「漁業問題」の8.2%、「経済面での競合関係」の6.8%と続いた。その一方で24.4%が「ない」と答えた。

 2021年、テレビ・ラジオ番組、新聞・雑誌またはネットニュースなどで台湾に関する報道を見たことがあるかについては、65.8%の人が「よく見る」「ときどき見る」と答えた。この中でどのような報道が印象に残ったかについては、「日本政府が台湾にワクチンを提供」が61.6%、「台湾海峡情勢」43.0%、「台湾のTPPへの加盟申請」37.4%、「台湾の半導体産業に関する動向」35.6%の順だった。

 台日間では自然災害や大事故などが発生した際に、政府や民間が相互に支援を行っており、この度の新型コロナウイルス感染症に関しても、ワクチンや医療器材、マスク等の提供を相互に行うなど協力し合っている。さらには、政府のトップもフェイスブックやツイッターなどで双方の国民に向けたお見舞いや励ましの言葉を寄せているが、これらのことを68.1%の人が「知っていた」あるいは「聞いたことがある程度」と答えた。

 今後台日間で特に力を入れて行うべき交流の分野については、「経済」の57.6%が最も多く、次いで「観光」の57.0%、「政治、安全保障」の41.6%、「文化」の34.0%、「防災・災害救急訓練の交流」の19.5%と続いた。

 また、今回の調査では「興味のある台湾産の果物」について質問したところ、「バナナ」が57.6%、次いで「パイナップル」57.0%、「芒果」44.2%、「ライチ」22.6%、「パパイヤ」13.6%、「ドラゴンフルーツ」12.9%、「グァバ」10.4%の順だった。

 台湾のCPTPP加盟への努力および台湾の加盟が台日間の貿易だけでなく、双方の産業連携の向上にも寄与すると台湾が主張していることについて、65.1%が「評価する」と答え、3.3%が「評価しない」、31.6%が「分からない」と答えた。

 同調査は20~89歳の日本人を対象に実施し、標本数は1,000人。調査方法は、20~79歳の人に2021年11月16日~同19日にインターネットで調査し、80~89歳の人には2021年11月10日~同22日に電話で調査した。

【2021】台湾に対する意識調査_報告書

【台北駐日経済文化代表処 2022年1月20日】