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2020年12月第3週TOPICS

【 台湾のWHO総会参加に支援を 北海道3議会が意見書可決 -台日- 】

台湾の世界保健機関(WHO)へのオブザーバー参加を求める意見書が北海道議会と札幌市議会、釧路市議会でこのほど可決された。3議会は日本政府に対し、台湾の参加に向けた支持や支援を強く求めるとしている。釧路市議会では9月に可決された。意見書では、台湾の早期の新型コロナウイルス対策が功を奏し、世界から高く評価されたと言及。「国際的な保健問題への対応に当たり、地理的空白を生じさせるべきではない」との考えが示された。北海道議会と札幌市議会では今月、相次いで可決された。北海道議会は、台湾と道は「相互支援の強い絆を有している」と指摘し、日本政府は台湾の参加を支持している関係各国と連携すべきだと訴えた。札幌市議会は「台湾における感染防止に関わる各種情報が早期終息の一助になり得る」とした。

中央フォーカス台湾:2020年12月21日

 

【 外務省主催「日本国際漫画賞」、最優秀賞に台湾人 -文化- 】

外務省が主催する「第14回日本国際漫画賞」の受賞作品が16日発表され、最高賞である「最優秀賞」に台湾の漫画家、韋蘺若明さんの「送葬協奏曲(Funeral director)」が輝いた。台湾人の最優秀賞獲得は初めて。同作は葬儀屋で働くことになった若者が主人公。作者自ら葬儀屋を取材したといい、人生最後の物語がリアルに描かれた。この他、小説「歩道橋の魔術師」を漫画化した阮光民さんの作品が優秀賞に選出された。LGBTなど性的少数者をテーマにしたD.S.さんによる「百花百色」も入賞した。漫画家、里中満智子さんらが審査員を務め、最優秀賞1作、優秀賞3作を含む受賞作15作を選んだ。今年は61カ国・地域から過去最多となる383作の応募があった。授賞式は来年2月ごろにオンラインで開催される予定。

中央フォーカス台湾:2020年12月17日

 

【 八田与一ゆかりの「嘉南大圳」着工100年テーマ展が開幕 -社会- 】

日本人技師の八田与一が設計した水利施設、烏山頭ダムと嘉南大圳の着工から今年で100年となるのを記念したテーマ展が18日、南部・台南市の烏山頭ダム風景区で始まった。嘉南大圳は、日本統治時代の1920(大正9)年に烏山頭ダムが着工。続いて嘉南平原(嘉義、台南一帯)を網羅する水路を整備し、1930(昭和5)年に竣工した。同市政府文化局によれば、かつて干ばつと水害に悩まされた嘉南平原を台湾有数の穀倉地帯に変えたのはこれらの水利施設のおかげだが、都市化が進んで存在感が薄れつつあるという。そこで、100年の歴史を詳しく伝えるため、同展を企画。建設時の写真や八田の生涯、嘉南大圳の運用などを、烏山頭ダム旧放水口、八田与一技師室、八田与一記念園区動画館の3カ所で常設展示する。テープカットに臨んだ黄偉哲(こういてつ)市長は、同展を通じて先人の努力を知り、烏山頭ダムと嘉南大圳の末永い発展につなげてほしいと願った。

中央フォーカス台湾:2020年12月19日

 

【 台湾と日本の「友情記念酒」来年限定発売 東日本大震災から10年で -台日- 】

台湾の国営酒造メーカー、台湾菸酒(台酒)は、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会などと手を携え、日本の清酒文化と台湾の醸造技術を結合させた「友情記念酒」を、東日本大震災発生から10年を迎える来年に4000本限定で発売する。醸造元は、北部・桃園市にある台酒の酒造工場。台酒によると、同工場は、日本人杜氏(とうじ)から受け継いだ清酒醸造技術をベースに研究開発を続け、花酵母を使う独自の醸造技術を確立した。記念酒はカンヒザクラの酵母を使用した純米吟醸酒で、米は、東部の米どころ、台東県関山産。リンゴと淡いヨーグルトの香りがあるすっきりと飽きの来ない飲み口で、後味に柑橘系の爽やかな酸味が残る。単独で味わうのにも、料理に合わせるのにも適しているという。ラベルは「日台友情」と「台日友情」の2種があり、いずれにも、JAPANの「j」とTAIWANの「t」を組み合わせて漢字の「人」を表した同協会作成の広報ロゴをあしらい、互いに支え合う精神を伝える。

中央フォーカス台湾:2020年12月19日

 

【 第32回台湾EU経済貿易対話が開催、協力関係の深化で一致 -外交- 】

第32回台湾EU(欧州連合)経済貿易対話が16日、リモート形式で行われた。経済部(日本の経済産業省に相当)の陳正祺政務次長(=副大臣)と、欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会貿易総局(DG TRADE)のHelena KÖNIG副総局長が議長を務めた。今回の「対話」では、グローバル及び二国間の経済・貿易政策を取り巻く環境の発展、衛生植物検疫措置の適用に関する協定(SPS)、貿易の技術的障害に関する協定(TBT)、知的財産権の保護、投資、薬品及び医療器材など、経済・貿易に関するさまざまな議題について話し合った。また、欧州企業がいかにしてその潜在力を発揮し、台湾の風力発電の発展に貢献するかについても話題が及んだ。双方はいずれも、「対話」の成果と協力の進展に満足の意を表している。EUはコロナ禍による経済ダメージからの再起を目指すリカバリーファンド「欧州復興基金(Next Generation EU)を創設し、「グリーン」や「デジタル化」の推進を通して革新的な経済再建を目指すことを決めている。経済部の陳次長は、「台湾とEUはこの領域で長期にわたり協力関係にあり、この関係はまだ深化の余地が大きい。台湾は長期、EUと民主主義という同じ価値観を共有してきた。しかも、台湾企業は柔軟性の高い生産・製造及びイノベーション能力を持っている。このため『開放的かつ戦略的な自立性(open strategic autonomy)』の構築を目指すEUにとって最良の協力パートナーとなるだろう」と述べた。

TaiwanToday:2020年12月18日